第二大阪警察病院
がん検診について
がん検診を受けましょう

がんによる死亡率は年々緩やかな低下傾向にありますが、以前として大阪府では全国平均より、

がんでの死亡率が高く、市民に対して病院でがん検診を定期的に受診し、

がんを早期で発見し早期治療をしてもらう為の施策をうっております。

年齢調整死亡率
(出典:国立がん研究センターがん対策情報センター)
早期発見早期治療を
「がん」は治癒できる病気になってきており、検診による早期発見、早期治療を行うことで死亡率は下がります。
5年相対生存率

(公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計'15」)
全国がん(成人病)センター協議会加盟施設における
5年生存率(2004〜2007年診断症例)の数値を元に作成

ステージとは?
ステージというのはがんの病期の分類のことで、がんがどれくらい大きいか、
がんがどれくらい転移しているかなどによって分けられており、部位別のがん毎に異なっていますが、
大まかには次のとおりです。
病期(ステージ)Ⅰ 腫瘍が小さく、隣接する組織に広がっていない状態です。
病期(ステージ)Ⅱ 比較的腫瘍が小さく、広がりも周囲のリンパ節や隣接する組織までにとどまっています。
病期(ステージ)Ⅲ 腫瘍が比較的大きく、隣接する臓器にまで広がっている状態です。
病期(ステージ)Ⅳ 腫瘍が離れた他の臓器(肺、骨、肝臓、脳、腹膜、胸膜)まで広がっていて、遠隔転移がんと呼ばれます。
あるがんと診断された人が(治療によって)5年後に生存している人の割合が、日本人全体で5年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで示したこのグラフから、どのがんも初期段階(特にステージ Ⅰ)では高い生存率である事が判ります。 症状がない時から定期的に検診を受け続け、がんの早期発見・早期治療をしましょう。
がんをもっとよく知ろう
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大阪府のがん検診受診率はこれ程わるい!
2016年のがん検診受診率
種 別 受診率 順 位
31.6% 全国ワースト1
大腸 32.9% 全国ワースト3
33.9% 全国ワースト1
乳房 24.8% 全国ワースト3
子宮頸部 25.0% 全国ワースト9
 (出典:国立がん研究センターがん対策情報センター)
※受診率は、胃がん、大腸がん、肺がん、および乳がん検診は40歳以上、
子宮がんおよび子宮頸がん検診は20歳以上
がんにならないように予防しよう。
一次予防・二次予防
実践しやすい制度・環境整備(社会全体で取り組む必要性)
・禁煙・防煙(広告規制、無煙環境、禁煙支援)
・精度管理、検診受診
・C型肝炎ウイルスチェック、治療費公費負担
(出展:大阪府立成人病センターがん予防情報センター長 津熊秀明部長)
発がんを防ぐ『一次予防』
・禁煙、適当量の飲酒、充分なる野菜摂取など
・ヘリコバクター、肝炎ビールスやパピローマビールスの制圧など
・子宮頸がんの検診は、検診によって前がん状態を発見しワクチン接種によって発がんを予防できるようになってきています。
早期発見、早期治療で治す『二次予防』
早期発見には『検診』が不可欠。胃がんは検診による早期発見が治療に有効となってきました。
早期に発見すれば、メスによるものに比べて手術の傷を小さく抑える内視鏡手術、腹腔鏡・胸腔鏡手術にて処置できることが多いです。
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(「金つなぎ」(自助努力の患者会)のサイトへ)
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