第二大阪警察病院
診療のご案内
放射線科タイトル
PET-CT検査、CT検査、磁気共鳴(MR)検査、核医学検査(骨シンチグラフィー、ガリウム検査、脳血流SPECT検査、腎機能検査など)、一般撮影検査、マンモグラフィー検査、胃腸透視、注腸検査などの臨床に必要なあらゆる画像診断を行っています。また、カテーテルを動脈などの脈管に挿入して行う血管造影検査やその技術を応用した肝がんの治療、経皮的胆道穿刺療法などのInterventional Radiology(IVR)を担当しています。
当科では病診連携など地域医療にも力を入れており、周辺地域の画像診断の中心となることを目標としています。
幸い、最近では地域医療連絡室を通じて、PET-CT、MR、CTなどで近隣の医療施設からご支持、ご依頼をいただいております。
画像診断所見を、お待たせすることなく迅速にお返しするように心がけています。
是非ご利用していただけるようお願い申し上げます。
PET-CT検査
PET-CT検査は、がんなどの悪性病変に多く取り込まれる放射線同位元素を静注して、悪性病変の有無を診断する検査法です。1回注射をして、あとは横になっているだけで全身が検索できるので、患者さんへの負担が少ない楽な検査といわれています。
ドックに応用すると、早期のうちに小さながんが発見できることもあり、60歳以上の人では悪性病変の発見率は、一般的に1%超といわれています。
また、悪性疾患が不幸にして、見つかったときは、その正確な病期診断(病変の広がりの診断)に応用でき、適切な治療法の選択や、治癒率の向上に寄与します。
また、術後のフォローに用いると、がんの再発を早期のうちに診断することができます。60歳以上の人は、2人に1人は、がんにかかると言われています。
是非、当院のPET-CT検査をご利用下さい。
外部医療機関からの委託検査も歓迎しております。
脳SPECT検査
日本の超高齢化社会では、認知症の増加が問題となっています。認知症になると本人はもとより周囲の家族全体に負担がかかります。最近、認知症は、脳の特定部位の脳血流低下と強い相関があることがわかり、認知症の早期診断やタイプ別分類ができるようになってきました。また、認知症の治療に効果が期待できる薬が開発され、早期に治療を開始できれば、進行の食い止めに役立つこともわかってきました。当院では、2009年に核医学検査装置を設置し、局所脳血流を測定することができるようになり、認知症の早期診断に威力を発揮しています。認知症に対する検査は、脳SPECT検査と呼ばれ、123I-IMPというγ線を放射する核種を微量注射し、あとは20〜30分じっと寝ているだけで、患者さんへの負担が少なく撮影が完了します。患者さんご自身、家族またはまわりの人が認知症ではないかと疑われたときは、当科の脳SPECT検査をご考慮いただくようお勧めいたします。
検査説明
※写真をクリックすると拡大します。
CT検査 平成19年5月より64列MDCT(64列の検出器にて一度に多数の断面が同時に得られる)を使用しています。この装置では1回の息止めで広範囲が検査可能となり、全身の輪切り画像を高速度に撮影する事が可能です。また薄いスライス厚での画像再構成にて、血管、骨等の任意断面や3D画像を作成することにより、病変の状態がよりわかりやすくなります。 CT検査
MRI検査 MRIでは、強い磁気(磁石)の中で人体に特定の電磁波を当てます。すると、人体から組織によって異なる信号が返ってくるため、それを受信し、人体の断面像などの画像を作成するのがMRIです。MRIでは「脳の溝がくっきりと見える」と言われるように、X線を用いたCTよりも組織による信号の違いがはっきりしているので、CTでは判別の難しい組織の違いを診断できます。そのため、MRIは、全身の様々な部位(脳、脊髄や脊椎、口腔・咽頭・耳下腺などの頭頚部領域、乳房、肝臓、胆のうや胆管、膵臓、腎臓、副腎、前立腺、子宮や卵巣、関節や骨軟部、全身の動脈など)で病気の診断に広く用いられています。また、動脈を浮き出たせて3D表示することによって脳、頚部、足の動脈の動脈硬化や動脈瘤などの診断を行うMRA(MRアンジオグラフィー)や、胆管・胆のう・膵管を浮き出たせて診断するMRCP(MR膵胆管造影)という検査もあります。最近では、MRIを使用して身体の広い範囲にわたって悪性腫瘍やその転移を探すことができるDWIBS(全身拡散強調画像)という検査も行っています。
当院では、医療機器の一流メーカー、GE(General Electric)社製の上位機種であるSIGNA Pioneer(シグナパイオニア)3テスラとSIGNA Explorer(シグナエクスプローラー)1.5テスラを導入しています。テスラとは磁気の強さを表す単位です。両装置ともに、診断に役立つ優れた最新技術が搭載され、検査を受ける方にとって優しい設計となっています。検査台が低くまで下がるので検査台への乗り降りがしやすく、SIGNA Pioneerでは、検査台の幅が広く、寝台部に快適性の高いマットレスを使用し、さらに、体の入る部分の口径が70センチで、これまでのMRI装置の60センチよりも10センチ広くなっているため、閉塞感が和らげられています。また、脳や頭頚部の検査では、ご高齢で背中の曲がられた方でも楽な姿勢で検査を受けていただける工夫がなされています。 検査中は大きな音がしますが、耳栓や専用ヘッドホンにて軽減されます。検査時間は20分から40分程度です。 検査は、MRI検査に習熟した診療放射線技師が担当し、看護師が介助し、放射線診断専門医が適切な検査の指示を出していますので、安心して検査を受けていただくことができます。  検査の注意事項としましては、検査中に安静を保てない方や閉所恐怖症の方は検査ができない場合があります。また、磁気や電磁波を使用するため、体内に医療機器が植え込まれている方や、外科、整形外科、歯科などで体内に金属が植え込まれている方は、それらの処置を受けられた病院にお問い合わせいただき、MRI検査を受けても大丈夫かどうか、確認が必要となることがあります。
MRI検査
PET-CT検査 PET-CT検査はF-18という放射性同位元素(RI)を使用した医薬品FDGを静脈注射し、代謝が盛んな組織にFDGが集積する性質を利用して、癌や炎症などの病巣を画像化する検査です。検査は静脈注射後、約1時間安静にして薬剤が組織に集積後、30分程度の画像収集(全身CT撮影とリング検出器による放射線検出)を行います。その後、約30分間別室にて体内放射性同位元素の減衰を待って終了となります。 PET-CT検査
血管造影検査IVR 血管造影検査はカテーテル(細い管)を血管内に挿入し、X線透視下にて、目的である場所の血管へ導き、造影剤を注入しながら血管の撮影を施行し診断と治療を行います。IVR(X線透視、超音波、CTなどを施行しながら、主にカテーテルテクニック、または穿刺術を利用した治療)は外科的手技に比べて低侵襲性で、患者さんに対する負担を少なくした治療に役立ちます。当院では血管系IVR(血管塞栓術、動注化学療法等)、非血管IVR(各種ドレナージ、胆管ステント挿入術等)を取り扱っております。 血管造影検査IVR
核医学(RI)
検査
微量の放射性同位元素(RI)を使用した医薬品を静脈注射等で体内に投与し、一定時間後に目的臓器等に集まったRIから放出される放射線を体外からガンマカメラにより検出し画像化します。またカメラを体の回りを回転させて作成される断層画面により血流量や代謝機能の情報が得られ、脳血管障害や心疾患の診断に有効です。 核医学(RI)検査
乳房撮影
マンモトーム検査
乳房専用のX線撮影装置とFCRのデジタル・マンモグラフィにより高画質な画像を提供しております。当院はマンモグラフィ検診施設画像認定を受け、検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師がメインとなり撮影し、検診マンモグラフィ読影認定医師が読影診断を行っています。また平成23年1月よりステレオガイド下吸引式針生検(マンモグラフィで病変を確認しながら行うマンモトーム生検)を石灰化などの病変に対し、乳腺外科医師と協力して施行しております。 マンモトーム検査
全身骨密度
測定検査
骨密度測定検査は低エネルギーX線を使って身体の骨の密度(骨塩量)を測定し、骨粗鬆症の予防診断、ホルモンのバランス異常や代謝性骨疾患の診断・治療効果の判定に利用されております。当院では、DXA法(二重エネルギーX線吸収法)による全身対応の装置により高精度な一連の検査を短時間(約20分)にて行っております。 全身骨密度測定検査
主な医療機器

CT検査 東芝 Aquilion64(64列MDCT)
MRI検査 2台 GE SIGNA Pioneer 3.0T
GE SIGNA Explorer 1.5T
PET-CT検査 2台 SIEMENS SOMATOM Biograph 2台
血管造影検査、IVR Infinix Celeve-i
Aquilion 64 CXL 各1台
核医学(RI)検査 東芝 ガンマカメラ Symbia E
乳房撮影
マンモトーム検査
GE Diamond
日立 MultiCare Platinum
全身骨密度測定検査 東洋メディック QDR-4500A
PACS(医用画像保存通信システム) 富士フィルム SYNAPSE
診察スケジュール・担当医
担当医:細見 尚弘、青木 佳子
担当責任者:細見部長