第二大阪警察病院
研修医について
研修医の体験記
原侑紀
私は研修医時代に免疫内科に興味を持ち、研修医1年目の冬に免疫内科を専門にすることを決め、3年目から大阪でも有数の免疫内科に力を入れている当院のアレルギー・リウマチ・膠原病内科の後期研修医として働くことになりました。当初は慣れない後期レジデントの仕事に苦戦することが多かったですが、ようやく仕事にも慣れてきて病棟・外来業務に加えて関節エコーや気管支鏡検査など充実した毎日を過ごしています。
私がこの病院で働くことを選んだ理由としては、まず何よりも多数の患者さんが受診されるからです。受診数が多ければ遭遇する疾患の種類も増える訳で、例えば当科では関節リウマチや血管炎、SLEはもちろん、今までに見たことのないような疾患に遭遇、診療することが可能です。その経験はきっと今後の医者人生の糧になってくると思います。
また、豊富な知識と確かな技術を持ったスタッフ・先輩レジデントからの屋根瓦式の教育方針も魅力的で自身と年齢の近い先輩医師に指導して頂くことでとても相談しやすい環境となっております。もちろん当科だけではなく、他科との連携もとりやすく医局が混合であるため他科との垣根も低く、悩んだ症例などは気軽に相談して新たな知識を取り入れるようにしています。さらに、学会発表や論文執筆の機会も多く、日常診療で経験したことを学会などで発表することでより深く日々の診療を学ぶことができます。
さらに3年目以降免疫内科以外の内科をローテートすることも可能です。私は免疫・呼吸器内科と並行で内分泌内科3か月、腎臓内科3か月、血液内科6か月ローテートさせて頂き、多種多様な症例を経験することができました。
当院で後期研修医として働くことで、様々な症例の経験や技術の習得を必要とする貴重な後期研修医としての時間を有意義にできることをお約束します。興味のある学生・初期研修医の皆様は是非一度足を運んでみてください!!