

地域包括ケア病棟のご案内(現在:休棟中)
地域包括ケア病棟は、2018年度診療報酬改定により新たに認められ、当院では2018年3月より「地域包括ケア病床」を41床整備いたしました。
1.地域包括ケア病棟とは
急性期治療を終了し、直ぐに在宅や施設へ移行するには不安のある患者さん、在宅・施設療養中から緊急入院した患者さんに対して、在宅復帰に向けて診療、看護、リハビリを行なうことを目的とした病床です。
在宅復帰をスムーズに行うために「在宅復帰支援計画」に基づいて、主治医、看護師、専従リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者(医療相談員)等が協力して、効率的に患者さんのリハビリや在宅復帰支援(相談・準備)を行っていきます。
入院期間は、60日を限度としております。患者さんの状態及び在宅サービスが整い次第退院となります。
2.入院が適している患者さん- 急性期の診療(骨折・各手術・肺炎等)後も退院を目指した継続したリハビリテーションが必要な方やもう少し経過観察が必要になる方
- 症状が安定し、在宅復帰に向けて療養が必要な方
- 在宅復帰に向けて療養準備が必要な方
- レスパイトが必要な方
医療行為が必要なため、自宅や福祉介護施設等で療養が困難な方
※病状によっては、地域包括ケア病棟でなく、急性期病棟になる場合もありますのでご了承ください。
- レスパイトとは、「一時休止」「休息」「息抜き」という意味です。
- 常時医療管理が必要な方が在宅で療養されており、介護者の事情(介護をされているご家族等の病気や事故・冠婚葬祭などの社会的事情)や介護者が疲れを感じた際等に短期入院できる制度です。
- レスパイトでの入院期間は、14日を限度としております。
- ① 介護保険によるショートステイの利用困難な医療的ケアが必要な方。例えば褥瘡処置、たん吸引、麻薬の管理、気管切開、胃瘻、腸瘻等経管栄養、静脈栄養、点滴、在宅酸素等を行っており、常時介護が必要な方。
(ご家族の都合等で一時的な受入れが必要な方で、レスパイト入院の期間が終了後、必ず在宅療養での受入が可能な方。) - ② 上述①の条件かつ「在宅医」(かかりつけ医)からの診療情報提供書や介護サービス等の情報が得られる方。
- 1回の入院期間は、14日以内です。
- 入院する日につきましては、平日月曜日から金曜日の10時〜15時とさせて頂きます。(祝日は対象外とさせていただきます)
- 退院先は原則として入院前のご自宅または施設が対象となります。
- お薬は原則として持参ください。
- 各種検査やリハビリについては必要に応じて実施する場合があります。
- 症状が急変し治療が必要になった場合には、急性期病棟に転棟もしくは専門医のいる病院に転院する事もあります。
- 他の患者さんにご迷惑となるような行為等があった場合、入院継続が困難になる場合があります。
- 在宅医(かかりつけ医)、ケアマネージャー等からの申し込みが必要です。まずは在宅医・ケアマネージャー等にご相談下さい。
- 入院の予約は、入院ご希望の原則2週間前までに、地域医療連携室へご相談ください。 (入院前にご家族面談が必要となる場合がございますが、急にレスパイト入院が必要となった場合も含めまずはご相談ください)
担当部門 | 地域医療連携室 |
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電 話 | 06-6773-8012(直通) |
F A X | 06-6773-8017(直通) |
受付時間 | 〈月曜日〜金曜日〉9:00〜16:30 |
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患、大腿骨・骨盤等の骨折、胸腹部手術などの急性期治療を終えて症状が安定した患者さんに対し、集中的リハビリテーションを行います。
地域包括ケア病床は、病名に関係なく入院できる病床で、患者さんの病状に応じて包括的にリハビリテーションを提供して行きます。
どちらの病棟(病床)も在宅復帰をめざすという目的は同じです。
地域包括ケア病床は、病名に関係なく入院できる病床で、患者さんの病状に応じて包括的にリハビリテーションを提供して行きます。
どちらの病棟(病床)も在宅復帰をめざすという目的は同じです。