第二大阪警察病院
院長からのあいさつ
院長 越智 隆弘

 第二大阪警察病院は、1942年2月に大阪逓信病院として始まった創立以来77年の歴史を持つ病院です。1999年にNTT西日本大阪病院に名称変更されました。外科系領域の体制も整えられていましたが、免疫内科、血液内科、腎臓内科なども設置されている内科系診療の充実が印象的な病院でした。わずか約500m余り離れている大阪警察病院は救急体制が完備し、外科系診療の充実が印象的な病院でした。この病院建物は築30年を超えるので、あと10年以内に建て直す必要に迫られていましたが、今の病院の敷地は狭いので、建て替え場所としていろいろな候補地が挙げられました。しかし今までの80年間にわたる地域との結びつきを大切にしたいという試行錯誤のなかで、NTT西日本大阪病院との合併の話が挙がってきました。

 NTT西日本大阪病院と大阪警察病院とが一緒になれば、内科診療、外科診療ともに充実した診療レベルが一段と高い病院になります。2018年度の大阪警察病院で調べた患者さんの紹介先あるいは紹介元ともにNTT西日本大阪病院が最も多いので、両病院が一緒になれば患者さんには随分便利になると思われました。また、NTT西日本大阪病院の土地面積は大阪警察病院の2倍ありますので、両病院の職員が一緒になって診療活動を行う新病院を造ることが出来ます。そして、地域の皆様や医療機関とのご協力を頂いて、高いレベルの大きな病院を造ってゆくという考え方が固まってきました。

 大阪市や大阪府の合意も得て、2018年7月にNTT西日本本社と契約を交わし、2019年 4月からNTT西日本大阪病院の事業譲渡を受けることになりましたが、一気に大きな病院を建てるわけにはゆきません。当面はNTT西日本大阪病院を第二大阪警察病院と組織替えをして、大阪警察病院との二病院体制で両病院の職員が一緒になって医療を進めてゆきます。

 一方、大阪警察病院と第二大阪警察病院、両病院の職員が一緒に働く新病院建設計画は担当委員と建設会社によって鋭意進められています。2021年3月現在で基本構想がまとめられて、今後、設計、施工が進められてゆきます。工事としては本年、2021年9月中旬から検診センターの解体工事が手始めになります。2024年9月頃に竣工の予定になっています。

 新病院が出来上がるまでの数年間は御不便をおかけしますが、大阪警察病院が温かい心で、最先端の充実した医療を、この地で大きな規模で続けてゆくために通らねばならないステップとして御理解、御容認を頂けますように御願い申し上げます。

令和3年4月1日
第二大阪警察病院 院長 越智 隆弘

専門分野
整形外科学/リウマチ学/スポーツ医学

経  歴
昭和41年3月 大阪大学医学部卒業
昭和42年3月 インターン(卒後臨床研修)終了
昭和46年3月 大阪大学大学院修了(医学博士)
昭和46年4月 阪大病院整形外科に入局し臨床研修
昭和52年8月 阪大病院整形外科の文部教官(助手、講師、助教授を歴任)
平成2年11月 大阪大学教授(環境医学、整形外科学、医工学治療学を歴任)
平成11年8月〜同13年8月 大阪大学医学部長
平成12年12月 国立相模原病院臨床研究センター長(併任)
平成15年3月 国立相模原病院院長
平成16年3月末日 大阪大学医学部教授終了(大阪大学名誉教授)
平成19年3月末日 国立病院機構 相模原病院院長定年退職(名誉院長)
平成19年4月 行岡病院骨関節センター長
平成19年9月 大阪警察病院院長
平成30年1月 医療法人警和会理事長(併任)
令和3年4月 第二大阪警察病院院長